倣光緒藤紅釉観音瓶一対(清末期時代、AD1875〜1911)

高さ20.5cm、口径6.2cm、肩径8.5cm、底径4.4cm

在銘、大清光緒年製

胎土や銘文及び形状の薄さ等から判断して本体は明ら

かに光緒年間のものと思われるが、釉薬は民國に入っ

てからのものである。本来の光緒ものの釉表面に支障

が生じ、改めて別の釉薬をかけて焼き直したものと考え

られる。