ギャラリー解説
古陶磁器
青花山水文有蓋帯承盤油燈臺(清朝時代、AD1644〜1911) |
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高さ24cm、径17.5cm、蓋高20cm、蓋紐高3cm、紐径5cm、 台座高3cm、台座内油台高11cm、油台径9cm、窗径約3.5cm 在銘、康煕己卯中和堂製 実際に使われた清朝時代の油燈である。上段が本来の姿で 中段が蓋である。蓋の側面と天井に各二づつ合計四個の明 かり窓が一直線上に開けられている。蓋は形態及び釉調等 から明らかに康煕時代のものであるが、油を入れる台座は、 高台内部に上記の如き康煕三十八年の銘が書かれているも のの、清末の写しである。下段が台座であるが、日用品であ るため台座が壊れ、何とか別の合いそうな台座と組み合わせ たものであるが、そのため、蓋と台座とが必ずしもきっちりと 適合している訳ではない。 |