ギャラリー解説

古陶磁器

黒釉木葉文杯(現代、AD1990〜2000)・太田氏寄贈

高さ3cm、口径7cm、底径3cm

本来あり得ない形態の杯で、胎土は吉州とも磁州

とも異なるが、高台内の糸切りや紋様などから考え

るに、一応宋代磁州窯の「木葉天目」を模倣したと

言えるが、本来的には現代工芸品の一種で、同じ

黒釉木葉紋の碗や鉢など、多種多様に作られてい

る。尚、類似の碗は、NO、1071を参照されたし。


[ギャラリー一覧へ戻る]