ギャラリー解説

古陶磁器

青花兔文兜鉢(順治・康煕年間、AD1644〜1722)

高さ6.2cm、口径16.8cm、底径5.8cm

在銘、十三

見込みに兔紋様を書き込んだ小振りの兜鉢であり、釉

調・青花の発色・紋様・形態・高台作りの全てが、典型

的な清朝初期の様相を現しているが、或いは明末まで

遡り、「明末清初」物と称した方が正しいかもしれない。


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