ギャラリー解説

古陶磁器

黒釉三獸足薫爐(清初期時代、AD1662〜1795)

総高11.6cm、口径14.6m、腹径16.5cm、足高2.9cm

一見堂々たる黒釉香炉の様に見受けられるが、実

は真っ赤な補修品である。本来は左右に耳の就い

た「黒釉有耳三獸足薫爐」であったものが、耳が破

損でもしたのであろう、両耳をそっくり取り壊して石

膏で埋め、その上から黒色のアクリル樹脂をかけ、

完品「三獸足薫爐」に見せかけたものである。

[ギャラリー一覧へ戻る]