ギャラリー解説
古陶磁器
河北ケイ州窯青磁小瓶(隨・唐時代、AD589〜712)
高さ8.5cm、口径2.3cm、胴径5cm、底径3.1cm
灰色でやや粗い胎土で平底そして目立つ釉流れ、
さらに独特な口縁形態は、隨から唐にかけてケイ
州窯で作られた瓶の特徴に一致する。しかし、当
時の発掘品は黄釉にしろ白磁にしろ大概20cm前
後の瓶が中心で、小型の品はあまり見かけない。
因って、後世の倣品の可能性が無い訳では無い。
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