ギャラリー解説

古陶磁器

北魏灰陶加彩持箕男子俑(北魏時代、AD386〜534)

高さ12.6cm、横幅7.8cm、奥行き9.1cm

加彩と言っても殆ど剥離してしまい、僅かに襟の朱

色と冠・履の黒色の残存が窺えるに過ぎない。更に

残念なことは頸が折れて出土したため、後で繋ぎ合

わせてある点であるが、胎土や形態は典型的な北

魏俑であることを示している。尚、本品は高橋可奈

子女史からの寄贈品である。

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