ギャラリー解説

古陶磁器

景徳鎭薩摩手茶地金彩開光花鳥文大瓶(現代、AD1990〜1999)

高さ46.3cm、口径9.2cm、肩径23.5cm、底径12.6cm

在銘、HAND PAINTED SATUMA(赤色後付け)

金彩を多く使い日本の薩摩焼きを模倣しようとした、現代景徳鎭

の薩摩手瓶である。繪や窗の輪郭を金彩で高く盛り上げてある

所等は、中国伝統の法花の技法が垣間見え、一見して中国物

であることが分かる。これも確かに利得の絡んだ日中文化交流

の一端であることに間違い無い。


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