ギャラリー解説

古陶磁器

洪州窯青磁唾壺(東晉時代、AD317〜419)

高さ9.3cm、口径8.3cm、腹径10.7cm、底径7.9cm

唾壺とは、中に水を入れておいて唾や痰を吐く

ための壺で、河北を中心に既に漢代から類例が

見いだせる。本品は発掘品のため釉薬の剥落

や欠けなどが見られるが、青磁釉の唾壺で、平

高台には片流れの渦巻き紋様が残っている。


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