ギャラリー解説

古陶磁器

倣乾隆天青釉雙龍文象耳六菱方瓶(光緒時代、AD1875〜1908)

総高21cm、頸高12cm、口幅7.8cm、口厚5.5cm、胴幅12cm、

胴厚7.2cm、底幅7.4cm、底厚5.5cm

在銘、大清乾隆年製(民窯陽刻篆文方款)

光緒民窯の倣乾隆ものである。横長六菱方形の象耳瓶で、肩の

部分には芭蕉葉紋、胴体中央には団寿字を夾んだ雙龍紋、胴

部両脇には回紋がそれぞれ陽刻され、その上から厚く薄水色の

月白釉が施してある。ただ惜しいことに、口縁部分の両脇が破

損して、それぞれ補修してある。

[ギャラリー一覧へ戻る]