ギャラリー解説

古陶磁器

白磁撥足杯(元時代、AD1260〜1367)

高さ5.3cm、口径8.4cm、底径3.5cm

肌理の粗く硬い磁胎の上に、そのまま

白磁釉がかけられている。撥風に開い

た短足の形態から考えれば、本来はこ

の杯を載せる托(杯台)が有ったはずで

ある。また、縁反りの杯形から元ものと

考えられる。発掘物のため貫入や土の

染み込んだピンホールが、多数見うけ

られる。

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