ギャラリー解説
古陶磁器
倣明三彩高足燭臺(民國以後、AD1950〜1990)
高さ13.3cm、盤辺11.9cm、底径8.1cm
祭器の一種で、白化粧の上に緑釉と黄釉がか
けられている。盤内には重ね焼きをした目痕が
三点残っている。三彩とは言うものの、実際は
黄釉と緑釉との二彩で、黄釉薬の色調はNO、
69に、緑釉の色調はNO、441に類似してお
り、一見明の後期時代の品の様にも見られる
が、形態などから民国以後の倣明ものと考え
られる。
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