ギャラリー解説

古陶磁器

粉彩魚樂圖合子(民國九年、AD1920)

高さ6cm、口径13cm、底径7cm、在銘、碧珊畫(墨書)

落款、之印・碧珊(赤色陰文)

魚藻を描かせたら天下一品と称された、珠山八友の一人である

ケ碧珊(1874〜1930)の46歳の時の作品である。蓋には三

匹の魚と水藻が描かれ、左上に「魚樂圖民國九年碧珊畫」の文

字が有る。彼は、日本絵画の影響を強く受けており、常用する

落款には、「之印」「碧珊」「ケ氏」「平戎」「小溪釣徒」「ケ碧珊

畫」などが有る。


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