宜興窯木根形茶壺(清末民初時代、AD1875〜1921)

高さ11cm、横幅20.5cm、奥行き13.5cm

在銘、北通州不二齋牛錫三造（陽刻）

木の根の切り株を模した面白い形態の茶壺である。見た目も手触りも

乾燥した木根そのものである。正面の外皮が剥げた所に、篆書で「大

有」と彫りそれに緑色顔料を載せた様など、可成り手が込んでいる。