ギャラリー解説
書画
如水歐陽可亮、甲骨文二十四字(現代、AD1918〜1992) |
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紙本肉筆・・縦70cm、横23cm 陰刻「歐陽可亮」と陽刻「堯山」の落款が押されている。 歐陽堯山は北京の人で、名は可亮、字は堯山、号を如 水と称し、初唐の書家歐陽詢の直系第44代の子孫であ り、甲骨文字の研究者にして書家で、戦後日本に在って の甲骨文書家の権威でもあり、彼は羅振玉・章式之・丁 輔之・董作賓ら諸氏が、甲骨文で書いた詩聯3319首を 所蔵されていた。また彼は、京都在住時に中国学者白川 静氏らと交流を重ね、後に東京の三鷹に住してからは、 拓殖大学や国際基督教大学などで教壇に立っている。 本品は、朱文で24字の甲骨文字が書かれている。 |