ギャラリー解説

書画

省軒龜谷行、行書七絶(近代、AD1838〜1913)

紙本肉筆・・縦138.5cm、横30.5cm

「省軒行」の下に、陰刻「龜谷行印」と陽刻「字

子省」の落款が押されている。龜谷省軒は対馬

の人で、名は行、字は子省、号を省軒と称し、

初め大阪に出て広瀬旭荘に漢詩を学び、次い

で東京に出て安井息軒から経学を学び、維新

後は岩倉具視に仕えて文章を点検し、政府の

機密にも参与して記録局長などを歴任した儒

者である。


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