ギャラリー解説
書画
弗措渡邊世順、行書七絶(幕末維新、AD1818〜1885) |
|
|
|
紙本肉筆・・縦136cm、横55cm 「弗措學人順書」の下に、陰刻「渡邊順印」と陽刻「渡 邊伯信」の落款が押されている。渡邊弗措は丹波の人 で、名は世順、字は伯信、号を弗措・毅庵・隴雲居士 などと称し、16歳で京の猪飼敬所に学んで篠山藩校 教導方となり、次いで江戸に出て佐藤一斎の門に学 び、同時に江戸藩邸で子弟の教授に従事し、更に昌 平黌の舎長となった儒者で、維新後は篠山中学・神戸 師範学校などの教授となっている。 |