ギャラリー解説
書画
小山奥野純、行書七言對(江戸時代、AD1800〜1858)
紙本肉筆・・縦124.5cm、横29.4cm
「小山」の下に、陰刻「奥墅純印」と陽刻「温天氏」の落
款が押されている。奥野小山は大阪の人で、名は純、
字は温天、号を小山・胖庵・寸碧楼などと称し、篠崎小
竹に学んで篠崎門の四天王の一人と称され、和泉伯
太藩の儒臣となった後に堺で家塾を開くも、再び近江
甲賀藩の大阪藩邸留守居役となり、藩士の子弟に経
学や詩文を教授した儒者である。
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