ギャラリー解説

書画

閑堂岡邨達、行書七絶(幕末維新、AD1826〜1919)

紙本肉筆・・縦80.5cm、横30.5cm

「閑堂逸士岡邨達」の下に、陰刻「岡邨達印」と陽刻

「字曰仲章」の落款が押されている。岡邨閑堂は大

和の人で、本姓は藤川氏、名は達、字は仲章、号を

閑堂・閑翁などと称し、郡山藩の儒臣で藩の学政を

総督した儒者藤川冬齋の次男で、柳生藩の家臣岡

村氏の養子となり、漢学を父と親交が有った森田節

齋に学び、晩年は生駒山滝寺の友月亭に隠棲し、

後進の教育に従事した儒者である。


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