ギャラリー解説
書画
脩齋原雄、行草書七字對(幕末維新、AD1814〜1877) |
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紙本肉筆・・縦117cm、横47cm 「脩齋雄書」の下に、陰刻「未事王侯高??事」の落款 が押されている。原脩齋は越後の人で、名は雄、字は 君量・子傑・公飛、号を脩斎・淡圃などと称し、儒者原 松洲の子で、初め父の教えを受け、次いで丹羽思亭 に学び、山田静里の援助で江戸に出て学を朝川善庵 に受け、更に昌平黌に入って学び、その学は博く経史 を極め、特に『春秋左氏伝』に精通して画も善くし、帰 郷して子弟に教授すること三十余年に及んだ儒者で、 その門から西巻遂處・松村精所らが現れている。 |