ギャラリー解説
書画
倣・潘天壽、蓮図(近代、AD1893〜1971) |
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紙本肉筆・・縦134cm、横68cm 潘天壽は、字を大頤と言い、号を壽者・阿壽・雷婆頭峰 壽者・禿壽・懶道人などと言い浙江省寧海の人である。 民初に上海美術専科学校で学び、呉昌碩の影響を受け 王震や黄賓虹らと交遊し、新中国成立後には、浙江美 術学院院長などを歴任している。左上の画讃には、「彩 霞凝水玉屏風、艶映花光翩翩紅、鮮後六郎頽甚矣、馮 潅扶入翠帷中。六三年夏月壽者製于杭州」と有り、右 下には、「雷婆頭峰壽者」の書名と陽文の「潘天壽印」な る回印が押され、左下には陽文の「止瘻」なる落款も押 されている。 |