ギャラリー解説
書画
秋渚磯野惟秋、扇面行書七絶(近代、AD1862〜1933)
紙本肉筆・・縦16.3cm、横46cm
「渭山仁兄正之 惟秋舛学」の横に、陰刻「惟秋私印」と陽刻「古對之人」の落
款が押されている。磯野秋渚は大阪の人で、名は惟秋、字秋卿、号を秋渚と
称し、富岡鐵斎・西村天囚・内藤湖南らと親交を結んで、大阪の古書店鹿田松
雲堂に参集した文人墨客らの一人で、天囚の出版物の毛筆部分を代筆した書
家にして漢詩人である。
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