ギャラリー解説

書画

磐山井田直、行書五字(江戸時代、AD1767〜1863)

紙本肉筆・・縦131cm、横41cm

「井田法印磐山書」の下に、陰刻「餐霞之印」と陽刻

「法印磐山」の落款が押されている。井田磐山は因

幡の人で、本姓は本池氏、名は直、字は十旦、号を

磐山・餐霞翁などと称し、若くして書を好み書法を求

めて研鑽し、自から磐山流を創始して諸国を遊歴し

、奥州で書法教授に従事した後、京の比叡山に逗

留し門額などを揮毫し、その功に因り法印に補せら

れ、苗字帯刀を許された書家にして儒者で、晩年は

郷里で活躍している。


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