ギャラリー解説

書画

拙齋長谷川敬、草書七絶(幕末維新、AD1808〜1886)

紙本肉筆・・縦137cm、横30cm

「甲戌(明治七年・1874)秋発東京 拙齋逸人」の下

に、陽刻「長敬之印」と陰刻「字子文」の落款が押され

ている。長谷川拙齋は美濃の人で、名は敬、字は子文

、号を拙斎・是風などと称し、高須藩士長谷川扁舟の

子で、漢学を日比野秋江に学び、長沼流軍学や風伝

流鎗術の奥義を究め、小納戸役として本藩尾張藩に

仕え、藩の兵制改革に参与し、鎗術師範も勤めた兵

法家である。


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