ギャラリー解説

書画

石秋劉ショ(者+羽)、草書五絶(江戸時代、AD1796〜1869)

紙本肉筆・・縦130cm、横30cm

「石秋」の下に、陰陽下駄印の「劉ショ(者+羽)石秋」の落款

が押されている。劉石秋は豊後の人で、本姓は合谷氏、名

はショ(者+羽)、字は君鳳、通称は三吉、号を石秋と称し、

四十歳を過ぎて学問に志し、広瀬淡窓の門に入って朱子学

を究め、詩も善くして門下十哲の一人と称され、京に移って

講説を業とするが、近江の西大路藩に召されて藩校日新

館の教授となり、更に園部藩の儒臣ともなった儒者である。


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