ギャラリー解説
書画
舜海佐藤尚中、行書四字(幕末維新、AD1828〜1882) |
|
|
|
紙本肉筆・・縦30cm、横92cm 「笠翁舜海尚中」の横に、陰刻「佐藤尚中印」と陽刻「泰卿氏」の落款が押されている。 佐藤舜海は下総の人で、名は尚中、字は泰卿、号を舜海・笠翁などと称し、小見川藩 医師山口甫僊の子で、医を江戸の四谷の蘭方医安藤文沢に学び、更に佐藤泰然の 和田塾に入門し、その後泰然の養子となるや、長崎でボンベ・フアン・メーデルフオール トに学び、帰郷後佐倉藩に佐倉養生所を開設し、維新後は東京帝大医学部の大博士 となり、私立順天堂医院を開設した医師である。 |