ギャラリー解説

書画

恒庵伊藤履仁、篆書文(江戸時代、AD174?〜1810)

紙本肉筆・・縦107cm、横26cm

陰刻「恒庵圖書」と陽刻「天爵覆仁」の落款が押され

ている。伊藤恒庵は江戸の人で、名は履仁、字は

天爵、号を恒庵と称した儒者で、享和元年(1801)

に川越の地誌『武蔵三芳野名勝図絵』を著した、川

越の名主絹屋与兵衛こと中島孝昌の、学問の師で

あることは分かっているが、恒庵自体の詳細は不明

である。本品は、「天保九如」の文が書かれている。


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