ギャラリー解説
書画
藤園池邊義象・菊池素空、和歌讃・花卉圖一對(近代、AD1861〜1923) |
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紙本肉筆・・縦124cm、横27.8cm 「義象」の下に、陽刻「藤園」の落款が押されている。池邊藤園は熊本 の人で、名は義象、号を藤園・知旦などと称し、京都帝大講師や御歌所 寄人などを務めた、国文学者にして歌人である。尚、花卉図は、京都の 画家素空菊池左馬太郎(AD1873〜1922、名は左馬太郎、号を素空と 称し、詩人菊池三溪の養子で、四条流の日本画家)の筆に成る、「薔薇 」と「おもたか」で、「素空」の下に、陽刻「素空」の落款が押されている。 |