ギャラリー解説

書画

松石香川香晧、行草書七絶(近代、AD1844〜1911)

紙本肉筆・・縦134.2cm、横55.8cm

「松石香川晧」の下に、陰刻「香晧之印」と陽刻「松

石山人」の落款が押されている。香川松石は下総の

人で、名は香晧、通称は熊蔵、字は子義、号を松石

・半邨などと称し、初め御家流の書を学び、次いで

卷菱湖の風を慕い、更に日下部鳴鶴に就いて六朝

風を学び、一家わ成した書家で、小。中学校や師範

学校等で教師を務め、国定小学書き方手本の筆者

となり、800冊以上の書道教科書を出版し、広く書

家としてその名を知られているが、同時に篆刻や文

人画にも巧みである。


[ギャラリー一覧へ戻る]