ギャラリー解説

書画

雪水能美臣遠、行書七絶(幕末維新、AD1825〜1890)

紙本肉筆・・縦136cm、横31cm

「雪水書」の下に、陰刻「臣遠私印」と陽刻回印「孚青

氏」の落款が押されている。能美雪水は長州の人で、

名は臣遠、字は子静・孚青、医号を隆庵、号を雪水と

称し、萩藩毛利氏の侍医で蘭語の研究者として知られ

た蘭医であるが、同時に弘化3年に周布政之助らと、

時事討議の結社である「嚶鳴社」を組織した、幕末の

志士としても有名である。


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