ギャラリー解説

書画

倣・査昇、行書五律(清初、AD1650〜1707)

絹本肉筆・・縦119.5cm、横37.5cm

査昇は、順治七年(1650)から康煕四十六

年(1707)にかけて活躍した書家で、浙江

省の人である。字を仲韋と言い号を聲山・

漢中などと称し、行書に優れた人である。本

品は、「書爲香泉年兄、査昇」の署名の下

に、陽刻の「査昇私印」と陰刻の「仲韋一

字聲山」の二落款が押されているが、恐らく

写しであろう。


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