ギャラリー解説

書画

古香庵細見亮市、絵入り和文尺牘(現代、AD1901〜1978)

紙本肉筆・・縦22.4cm、横32.8cm

「細見古香」の横に陰刻「良之印」の落款が押されている。細見古香庵は兵庫

の人で、名は亮市、通称は良、号を香古庵と称し、大阪に出て毛織物業で財を

成した実業家であるが、同時に茶人・美術品蒐集家としても有名で、京都の左

京区岡崎には、亮市氏とその長男実氏を中心とした細見家三代に渉って蒐集

された東洋古美術(平安期以後の仏画や江戸期の日本画等)を展示する、細

見美術館が設置されている。


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