ギャラリー解説
書画
傳・青蓮院尊朝法親王、和歌(室町・戰國時代、AD1552〜1597) |
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紙本肉筆・・縦21cm、横17cm 天に連殊紋様の入った色紙に、「みわたせば・・・」の和歌が書 かれている。尊朝法親王は、伏見宮邦輔親王の第6皇子で、青 蓮院に入った後、永禄元年に正親町天皇の養子となり、同五年 に出家して六年に親王となり第169代天台座主を務めた人で、 書に優れて尊朝流を打ち立て、『手習十三ヶ条記』や『墨池掌譜 』等の著作が有る。尚、本品は、尊朝法親王の「和歌色紙」と伝 え、江戸時代の古筆鑑定家琴山と、近代の古筆鑑定家了信(昭 和28年没)の極札が、それぞれ付いている。 |