ギャラリー解説

書画

鵠山横田秀雄、楷書文(近代、AD1862〜1938)

紙本肉筆・・縦132.3cm、横63.8cm

「法學博士横田秀雄」の下に、陰刻「横秀印信」

と陽刻「鵠山」の落款が押されている。横田鵠

山は信濃の人で、名は秀雄、号を鵠山と称し、

三歳で祖父に三字経を習い、十六歳で長野師

範に入り、明治21年に帝大法科を卒業して法

曹界に入り、大正15年には大審院長に任ぜら

れ、明治大学の総長も務めた法学者である。

本品は、「夫れ法は物を活かす也云々」と、法

律に携わる者の心得が、104字の漢文で記さ

れている。


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