ギャラリー解説
書画
章齋赤田光暢、行書古詩(江戸時代、AD177?〜1845) |
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紙本肉筆・・縦127cm、横35cm 「章齋」の下に、陰刻「赤田光暢」と陽刻「亥典」の落款 が押されている。赤田章齋は飛騨の人で、名は光暢、 字は亥典、号を章齋と称し、静修館第二代館長を務 めた儒者である。赤田家は代々高山で醸酒業を営ん でいたが、父である赤田臥牛(1747〜1822)が幼 少より学を好み、独学で経史諸子の群書を渉猟し、官 許を得て家塾静修館で講説に従事した儒者であり、博 学を以って知られているが、静修館の館長は、臥牛の 後は子の章齋・孫の誠軒へと、三代百年に渉って、飛 騨地方の教学に尽力している。 |