ギャラリー解説

書画

茂邨藤?氏、草書七絶(江戸時代、AD1750〜1850)

紙本肉筆・・縦121.6cm、横47.8cm

陽刻「茂邨」と陰刻の「藤?氏印」の落款が押されて

いる。本品の裏面には、旧蔵者が細井広沢と池大

雅であった事が記されている。広沢の生存が1658

から1735であれば、本品は当然江戸初期(1600

年代)の人の作と言う事になる。印象の形態から、

恐らく「茂邨」が号であったろうと思われるが、詳細

は不明である。何れにしても、江戸初期の儒者の字

ではないのかと推測される。


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