ギャラリー解説

書画

永庵小出立庭、楷書銘文併序(江戸時代、AD161?〜1684)

紙本肉筆・・縦26.5cm、横45cm

末尾に「万治四年(1661)辛丑春四月穀旦 詞臣永庵小出立庭稽首謹」と記

されている。小出永庵は尾張の人で、名は立庭、通称は内記、字は不見、号を

永庵・永安・新蕉軒などと称し、業を熊谷活水に浮けて尾張藩に仕えた儒者で

 、彼の学は子の蓬山へ、その養子のトウ斎へ、更にその養子の愼斎へと受け

継がれて行くが、トウ斎以後は浅見絅斎の敬義学を中心に講じている。    


[ギャラリー一覧へ戻る]