ギャラリー解説

書画

倣・虚谷、松上栗鼠圖(清後期、AD1823〜1896)

紙本肉筆・・縦102cm、横33cm

虚谷は、道光三年(1823)〜光緒二十二年(1

896)の人で、名は懐仁、僧名は虚白、号を紫

陽山人などと称し、安徽出身の画家である。彼

は、栗鼠の圖を多く描き、その中でも「竹上松鼠

図」は有名である。本品は、辛卯(光緒十七年・

1891)八月虚谷の署名の下に、陽刻の「虚谷」

の落款が押されているが、如何せん栗鼠の描き

方が大きくことなる。


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