ギャラリー解説

書画

竹溪山本達雄、行書十四字(近代、AD1856〜1947)

紙本肉筆・・縦127cm、横33cm

「竹溪老人書」の下に、陰刻「山本達雄」と陽刻「竹

溪」の落款が押されている。山本竹溪は豊後の人で

、名は達雄、号を竹溪と称し、臼杵藩士の次男で文

武に秀で、22歳で東京に出て慶應義塾で学び、苦

学して日本銀行に入行し、43歳で第五代日銀総裁

となり、その後政界に転じて貴族院議員となり、大蔵

・内務・農商務等の各大臣を歴任した政治家で、東

洋史学者の山本達郎は、彼の養嗣子である。


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