ギャラリー解説

書画

老谷木原元禮、行書七絶(幕末維新、AD1824〜1883)

紙本肉筆・・縦138cm、横34cm

「老谷雄表」の下に、陰刻回印「木原元禮印」と陽刻「

老谷山樵」の落款が押されている。木原老谷は常陸の

人で、本姓は柴沼氏、名は元礼、通称は雄吉、字は節

夫、号を老谷と称し、初め藤森弘庵に次いで昌平黌で

学び、後に土浦藩に仕えて史館編修の采藻館設立に

関わった儒者で、維新後は埼玉県内の師範学校教諭

などを歴任している。


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