ギャラリー解説

書画

釋梅痴秦冏、行草書文(江戸時代、AD1785〜1859)

紙本肉筆・・縦111cm、横30cm

「梅痴道人」の下に、陰刻「秦冏之印」と陽刻「梅痴」

の落款が押されている。釋梅痴は阿波の人で、法

名は秦冏、字は白純、号を梅痴・笑誉・小蓮・拈華

などと称し、阿波浄智寺住職釈雲室の子で、江戸に

出て増上寺住職となった僧で、詩書画と儒学に通じ

菊池五山頼山陽らと交遊し、詩は江戸名家の一

人に数えられている。


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