ギャラリー解説

書画

倣・鄭ホ(竹+甫+皿)、隷書(明末清初、AD1622〜1693)

紙本肉筆・・縦128cm、横66.5cm

鄭ホは、字を汝器、号を谷口・谷口農などと称し、明の天

啓二年(1622)から清初の康煕三十二年(1693)にか

けて活躍した江蘇出身の書家であり、特に隷書を得意と

して「隷書の鄭ホ」と称されている。本品は、「戊辰(康煕

27・1688)八月望後漫書、谷口鄭ホ」の署名の下に、陽

刻の「脈望樓」と陰刻の「鄭ホ之印」の落款が押されてい

る。


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