ギャラリー解説
書画
善庵朝川鼎、楷書七絶(江戸時代、AD1781〜1849)
紙本肉筆・・縦50cm、横57cm
「善庵主人」の下に、陰刻「朝川鼎字五鼎」と陽刻「水泉書院
」の落款が押されている。朝川善庵は上野の人で、名は鼎、
字は五鼎、号を善庵・学古塾などと称し、折衷学派の儒者片
山兼山の子であるが、医家朝川黙斎の養子となり、朝川姓
を名乗っている。折衷学派の山本北山に学び、松浦侯・藤堂
侯などの諸侯から、賓師の礼を受けた儒者である。
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