ギャラリー解説
書画
鳥岳重田範茂、草書尺牘(江戸時代、AD1752〜1811) |
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紙本肉筆・・縦14cm、横24.5cm 「重田道樹」の署名が有る。重田鳥岳は庄内の人で、名は範茂、字は子績、医 号は道樹、号を鳥岳・喬園などと称し、代々の藩医の家に生まれて藩の表医 師・奥医師等を務めた儒医であるが、漢学にも秀でて医業の傍ら藩校の助教 兼司業にも任ぜられ、儒者の白井矢太夫らと家中の子弟教育にも当たってい る。更に彼は、田中蘭斎に学んだ唐様書の名手であり、庄内古今書家競では 常に唐様の最高位を占め、藩校致道館の扁額の揮毫者でもある。 |