ギャラリー解説

書画

香坡橋本通、扇面行草書七絶(江戸時代、AD1809〜1865)

紙本肉筆・・縦14.8cm、横47.7cm

「香坡」の横に、陰刻「橋本通印」と陽刻「??」の落款が押されている。橋本香

坡は上野の人で、名は通、字は大路、号を香坡・静山・毛山人・戴盆子などと

称し、篠崎小竹に学んで篠門四天王の一人と称され、近衛公に仕えて伊丹の

明倫堂の塾頭を務め、後に大阪で講説に従事した儒者であるが、勤王の志が

厚くて幕府を罵り、遂に捕らえられて獄中に病死している。


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