ギャラリー解説
書画
春山小山朝弘、行書二字(幕末維新、AD1827〜1891)
紙本肉筆・・縦30cm、横50cm
「春山迂生弘」の横に、陰刻「小山弘印」の落款が押されて
いる。小山春山は下野の人で、名は朝弘、字は毅卿・遠士
、号を春山・楊園などと称し、代々の商家に生まれるが学
に志し、初め業を会沢正志斎に受け、次いで藤森天山に学
んで詩を善くし、勤王の志が厚く坂下門外の変や水戸天狗
党等に参画して獄に繋がるも、維新後は大蔵省や司法省
に出仕した儒者である。
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