ギャラリー解説

書画

紅蘭梁川景婉、行草書七律(幕末維新、AD1804〜1879)

紙本肉筆・・縦24cm、横20cm

「張氏紅蘭」の下に、陰刻「張氏景婉」と陽刻「道華」の落

款が押されている。梁川紅蘭は美濃の人で、名は景婉・

芸香、字は玉書・月華・道華、号を紅蘭と称し、幕末の儒

者にして漢詩人である梁川星巌の再従妹であるが、十七

歳で星巌の妻となった女流漢詩人で、当時の数少ない閨

秀詩人の一人として詩名が高く、書画も善くしている。


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