ギャラリー解説

書画

硯城貫名敏、行草書五字(幕末維新、AD1834〜1907)

紙本肉筆・・縦108.5cm、横30.8cm

「硯城學人敏書」の下に、陰刻「貫名敏印」と陽刻「有

左氏」の落款が押されている。貫名硯城は阿波の人

で、名は敏、字は有左、号を硯城と称し、阿波藩士吉

井三作の長男(貫名海屋の甥)で、京に上って海屋に

学び、貫名の別家を成して漢学と書法を教え、永井信

濃守の儒官となった儒者である。


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