ギャラリー解説
書画
照陽高見岱、草書七絶(幕末維新、AD1828〜1880)
紙本肉筆・・縦114cm、横31cm
「照陽老人」の下に、陰刻「高岱士蒿」と陽刻「照陽」
の落款が押されている。高見照陽は伊勢の人で、
名は岱、字は士蒿、号を照陽・廬門などと称し、津
藩の家老で伊賀上野の城代を務めた藤堂釆女の
家臣で、齋藤拙堂や中内撲堂らに従って経史詩文
を学び、後に大阪に住して家塾を開き、浪花の詩壇
に名を成した儒者で、槍術の名手としても知られて
いる。
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