ギャラリー解説
書画
奎堂松本衡、行書七絶(江戸時代、AD1830〜1863)
紙本肉筆・・縦135cm、横49cm
「奎堂」の下に、陽刻「仰山」と陰刻「大聲舎」の落款
が押されている。松本奎堂は三河の人で、名は衡、
字は士権、号を奎堂と称し、武芸を綜錬して槍術を
学び、左目を傷つけてより学問に志し、江戸の昌平
黌に学んで皇室を尊び、京に住して同志と義兵を挙
げ、大和五条代官を襲殺するも、軍の敗れるに及ん
で自刃した勤王の儒者である。
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